こんにちは、アラタカナコです。
伝統的なカリグラフィーは金属でできたペンを使いますが、普段あまり身近ではない道具を使い、準備にちょっと時間がかかるため重い腰が上がらない…という方も多いのではないでしょうか。そこで、筆ペンです。筆圧の強弱で線の太さのコントラストを付ける書体は筆ペンで書くことができます。
最近は様々な文具メーカーが優れた筆ペンを開発していて、筆ペンで気軽にカリグラフィーを楽しむことができます。色や書き味のバリエーションも豊富で、お値段も150円〜300円と手頃。キャップを外せばすぐに書けるのでお手軽です。
そこで今回は私が愛用しているお気に入りの筆ペン5種をご紹介します。
細い筆ペンと太い筆ペン
カリグラフィー向きの筆ペンにも大きく2種類あり、細いサインペンタイプの筆ペンと穂先が長い太い筆ペンがあります。細いペンは小さい文字や細い繊細な文字を書きたい場合、太いペンは大きい文字やポップな文字を書きたい場合などに適しているので使い分けると良いです。
細タイプ１）トンボ 筆之助 しっかり仕立て
まず細いペンの紹介です。「しっかり仕立て」の名前の通り、ペン先が固めにできており安定して細い線が出せるので好きです。太い線を書きたいときは割と筆圧をかける必要があります。カッパープレート体の様に細い線をしっかり出したい、小さい文字を書きたい時に重宝します。色のバリエーションは１０種類あります。どれもビビッド系の色です。
細タイプ２）ぺんてる 筆タッチサインペン
細タイプ３つの中では比較的柔らかめなので少し筆圧をかけるだけで太い線が出せます。線の強弱をしっかり付けるポップな書体にも合うと思います。色を塗ったり絵を描いたりするのにも良いですね。色のバリエーションは１２あります。
細タイプ３）パイロット 筆まかせ（細・極細）
次は穂先の長い太い筆ペンです。トンボABTはカリグラファー、イラストレーターなどジャンル問わず世界中のアーティストさんが愛用しており、なんと１９８４年に開発されたという歴史あるブラッシュ（＝筆、筆ペン）！ブラッシュ界を牽引する存在です。筆ペンと細いペンがついた２WAYタイプです。
その特徴はやはり１０８色もある色のバリエーションではないでしょうか。同系色でもたくさん種類があるのでグラデーションなどやり易いし、何より眺めていて可愛い（笑）。また書き味もコシがあって書きやすく、大きな文字、勢いのある文字、ポップな文字に向いているかと思います。
太タイプ２）ゼブラ マイルドライナーブラッシュ
穏やか色合いで長く愛されてきたマーカー「マイルドライナー」のブラッシュタイプです。その色合いのファンが多く「あのマイルドライナーから筆ペンが出た！」と話題になっています。こちらも筆ペンと細いペンの２WAYタイプ。
何と言っても特徴はその素敵な色です。ゼブラは本当に「全部欲しい！」と思わせる色が多く色展開が上手。全部で１５色あり、５色ずつのセット売りもされています。ちょっとレトロっぽいカラフルな色合いがたまりません。一文字ずつ色を変えるのが最近のお気に入り。書き心地も滑らかで大好きな筆ペンです。
上の写真はインスタライブで実際に筆ペンで書きながら説明したノート。それぞれの筆ペンの書き味の違いがわかるかと思います。このように同じノートで色々試す筆ペンノートを作るのも楽しいかも！
最近は筆ペン・ブラッシュペンがとーっても盛り上がっているので他にもたくさん素敵なペンがあります（先日新宿世界堂に行ったら陳列棚２列ほどが筆ペンとブラッシュで埋め尽くされていました…！）。お値段も比較的手頃なのでぜひご自分で色々試してみてくださいませ＾＾カリグラフィーを始める良いきっかけになればと思います！
また、9/16（月・祝）と10/20（日）に渋谷にてマイルドライナーブラッシュを使った初心者向けカリグラフィーワークショップを開催しますのでご興味ある方ぜひご参加くださいませ😃
【９月＆１０月のブラッシュカリグラフィーワークショップ】
日程：
9/16（月・祝） 13:30-15:30
10/20（日） 13:30-15:30
※両日程とも同じ内容です
場所：東京・渋谷駅周辺の貸会議室
※お申し込み後メールにて詳細をご連絡いたします
参加費：4000円（テキスト・筆ペン代込み）
※当日、現金にてお持ち下さい
詳細とお申し込みは以下のリンクより！
９＆１０月のブラッシュカリグラフィーワークショップのお知らせ
アラタカナコ
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